母校支援復興部会 部会長 田尻 亮司(高31回)

母校支援基金」は、母校の教育事業を支援するために創立90周年に設けられた「教育充実基金」が、100周年、110周年記念事業を経て継承されたもので、同窓会の皆様による母校の発展を願う支援を継続的に行う為の財政基盤であり、「母校支援基金」を代表とし、事業毎に「江原奨学金基金」、「イートン校サマースクール支援基金」および「江原支援金基金」を設けています。

江原奨学金基金」は、優秀な後輩達が経済的理由によって遠方への進学や受験さえも諦める現状に際し、夢を抱き続けて欲しいとの思いから、 『 まずは受験してこいよ 』 と受験費用を給付し、背中を押すための基金です。これには返済の義務はありませんが、母校および江原会はもとより地域に対して社会貢献し、世の中の役に立つ大人になって欲しい、という願いが込められています。

イートン校サマースクール支援基金」は、初代野田校長先生が範とされたとも言われるイギリス・イートン校を訪問し、「士君子」の原点に触れたいと望む後輩たちへ、先輩からの志です。

江原支援金基金」は、開校の頃より初代野田校長先生の言われた、学業は元より学業以外の部活動に汗をかく事は素晴らしい事である、その活動の中で一定以上の成績を残した部に対しエールを送りたい、との思いから設立されました。これは遠征費の補助ではなく、 『 何か美味かモンば食って頑張ってこいよ! 』 心はこれです。

また来年度より、母校で実施されています、「エンパワーメント事業」の参加費の一部に対し支援を行うこととしています。これは、 夏休み に 欧米で学ぶ大学生・院生を派遣してもらい、異文化の理解や英語による発信力を身に着け、グローバル化が進む現代において、国際社会で活躍できるリーダーとなる人材育成を目指す 目的で実施されています 。

現在、皆様方のご協力により、向こう10年分の「母校支援基金」は確保されておりますが、これらの基金以外にも、母校が支援を必要とする場合に備え、財政基盤のさらなる充実が図られなければなりません。このため、周年記念事業にのみ頼るのではなく、日頃より広く皆様にご支援をお願いしたいと存じます。

江原会の主なる活動である母校支援が今後も継続的に行われるよう、「母校支援基金」へのより一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

基金による主な支援事業

江原受験応援金 【 旧 江原奨学金 】

学業優秀、生活態度が模範的でかつ経済的な支援を必要とする
3年生の後輩、15 名程度に、入学試験に要する費用として金 20 万円を限度に奨学金を助成します。

2007年より制度を創設し、本年度までに 140 名の生徒の受験に支援することが出来ました。

また、熊本地震においては「平成28 年熊本地震母校支援基金」により基金を募り、多くの地震により被災した生徒への受験の応援として、地震発生から 3 ヶ年はこの基金より 37 名の生徒に特別枠として支援しました。

イートンサマースクール支援基金

「士君子」の原点ともいえるイギリスイートン校のサマースクールに参加する1・2年生の後輩たちに、補助金を交付します。

1996年よりこのサマースクールに参加し、2019 年までに延べ 594 名の生徒たちに支援しています。この経験は後輩たちの将来に少しなからず力を与えています。

江原支援金基金

体育系、文化系の部活動の中で、所定の要件を満たし、一定の成績をあげた部に対し、エールとともに支援金を送ります。勉学以外でも他校に負けず、九州大会や全国大会へ勝ち上がっていく後輩たちへのエールです。

2014年より支援を行っています。

平成 28 年熊本地震母校支援基金

熊本地震に対し、多くの同窓生より、母校や在校生への心配や何か支援できなかとのお声があり、特別基金を創設し、地震被害の生徒へ支援しました。

2016 年から 2018 年までの3 ヶ年に限定し 3 年生への受験応援金として 3 年生 37 人、地震の被害からの立ち上がる応援として全学年 71 人に支援しました。

エンパワーメント事業への支援

令和2年度より実施予定