熊中生に近視増える

現代人は、熊高生に限らず視力のことが問題になっていますが、どうやら、それは大正の昔から同じ傾向のようです。

令和の世の中では、「過度の勉強」だけではなく、パソコン・スマホ・ゲームなど、眼に負担をかけるデバイスばかりですから、往時に比べると、一層の悪条件とも言えましょう。

それでは、1918年(大正7年)の新聞記事をご紹介しましょう。

県立熊本中学校校医の坂梨一翁*氏は、大正3年から5年まで県下の中学校の調査結果を次のように語った。

 身長、胸囲、体重のいずれも一位は天草中学。熊中は、身長、胸囲は勝っているが、体重は劣る。最近は特に近視になる例が多く、原因は遺伝のほかは過度の勉強から来るもので、小学校の受験準備にさかのぼって当事者の猛反省を促したい。 ことに注意すべきは、運動不足で、運動が不足すると食欲が減り、栄養不十分をきたす結果となる。学生の体格については将来益々当局者も注意して欲しい。

新聞にみる世相くまもと 明治・大正編(熊本日日新聞社刊)
九州日日新聞 大正7年7月25日記事から

*熊中3回卒です

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